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admin
・・・なんかこのバレンタインネタ何月何日かわかんなくなってきたぞ・・。


脳内ダダ漏れSSです。
あいかわらず。










疲労困憊した状態と言うのはこういうことなのだろうか。
立て続けに起こった事件を処理し、無事というのには相当語弊があるが思惑通りカガリをディセンベルの自宅につれてくることが出来たという点では無事かもしれない。
一体どんな空き時間でそのザフトの購買に買いに行ったのかわからないが、しっかりエコバックまで購入して夕飯の材料をそろえているカガリに感嘆する。
ラクスがいるから最強だよと、昨日プラント全土および地球に発信した記者会見で大演説をした主がこともなげにいいながら車を降りてザラ家の自宅を見上げる。
アスランの家だと思うと思わず周りをきょろきょろしてしまう。
「家ならカガリの家のほうが凄いよ」とアスランが先行しながら言うので「違うって、アスランがどんな風に過ごしていたか考えていただけだ」とやっぱりカガリの考え方は優しい。
家を比べるにしても無意味でどちらにせよ二人の子供時代は裕福なものだったのだ。
大人になって責任も問われるようになったけど。


「カガリ」
玄関の鍵を閉めるなりアスランはカガリに抱きついた。
疲れているのはお互いにで、カガリもそこまで抵抗もせずに回した腕を抱きしめてくれる。
「好きだよ」
いつもなら飲みこんでいる言葉。
すんなり出るのは昨日今日が大変で言いたい事伝ええたいことを整理して落すとそれしか出てこなかった。
カガリの肩が震える。
彼女自身もきっと自分の告白がめずらしくて、優しい彼女だけに自分の弱さを汲み取ってくれているんだと思う。だから何があったんだ?などと聞いてこないのがありがたかった。
カガリが車の中で言うにはあれだけのことが起こって何もかんじない人なんかいないよとのことだった。カガリらしいというか、ハツカネズミになりそうだったら今日中だったら私が聞くけどそれ以外ならキラやラクスにちゃんと言えとも言い足される。

耳朶からゆっくり首筋までを舐めて、情動を伝えた。
羽織っていたコートをスーツのジャケットごと脱がせる
カガリが小さく抗議したがカガリも解ってくれているだろうと自負して行為を進める。
自分もコートとジャケットを脱いで肩を楽にする。
ボタンを外しながら首筋から背中を舐めているとカガリが身じろぐ。
振り返ろうとしているみたいで腕を緩めると、振り返った瞬間口付けされた。
首に腕を回され縋りつくようにキスされると彼女に情熱的に愛されているような錯覚を感じ心臓が高鳴っていく。
本当は自分に合わせてくれているだけなのかもしれないけれど、それでも嬉しくて彼女のキスに酔った。
だんだん立っていられなくなり、たがいに玄関に膝をついた。
「ごめん・・ここでしていい?」
カガリをドアに寄りかからせてキスを繰り返してたアスランが呼吸の合間でそんなことを聞いてくる。
彼の性急な性行為の申し出は今に始まったことじゃないけど、ここは・・・いままでとずいぶん違うところで・・・。
「・・・よく考えて言っているか・・・?」
アスランの父母が普通に使っていたはず・・なわけで・・。
「・・反抗期・・かな」
この年齢ではありえないけれど反抗期の無かった自分としてはありうるかもしれないと勝手に断定する。
それにカガリがあきれたようにしたあと笑ってくれたのでよしとした。
カガリの顎を指で支えて仰のかせて・・もうはじめるからと合図を送る。
ん・・と鼻に抜けるような甘い声ごと吸って舌を差し入れ絡めた。










「わざわざ君が行かなくてもよかったんじゃない?」
取調室から出てきたアスランにモニターから目を離さないままのキラが話しかけた。
アスランが聞き出した情報は流石と言うかほぼ今回の黒幕が判別できて、すでに犯人の手配、・・主犯の半分以上がその情報の元、身柄を拘束された。
今は各プラントの空港閉鎖と地球への降下の阻止に全力でザフトが動いている。
「・・・充分聞き出せただろ?」
「君の場合、いらない事まで聞かされてそうだよ」
「・・・お前がやるより効率はいい。」
「ザフトが僕にやらせてくれるはず無いでしょ?」
ふう、とため息をキラがついた。
どの道、キラが動くよりも軍のことはアスランのほうが強い。
でも冷たい想いも受けたはずだ。
だって主犯は自分の家があるディセンベルの議員なんだから。
恨み言の一つや二つでは済まされていないだろう。
「そういえば、ラクスとカガリはあえたかな?」
自分達にとって一番気持ちが明るくなる話題に切り替えてみる。
すると、アスランの表情が少し緩む。他の人から見たらあまり表情は変っていないのかもしれないが。
・・・あ、いや、これは少しじゃないな。
それはアスランも例外じゃないんだなと。
好きなコの名前が出ただけどこうも空気が軽くなるのか。
自分も含めて単純だなあと思わずにいられない。

『ちゃんともらえたの?』と続きそうな軽い感じのキラが急に押し黙った。
モニターに目をやると整理した情報をみてあるラインが形成されていて・・。横から覗き込んだアスランもその凶悪さに気づく。
「イザークとディアッカを召集する。キラそのままそのデータを出力してくれ、後は移動しながら推測する。あとで確定情報を流してくれ」
「うん、僕もサポートをセントラルに変えるから、・・暗証コードはこれで。」
ディアッカとイザークに渡しておいてと手書きで書かれた文字は『アールグレーとアボガドドリアンミックス』。
それは確かにアスラン自身なら覚えるのにたやすいが・・。
なんだこの緊張感が足りないコードは、とかイザークあたりに何か言われるのは必至である。






ラクスとの会談途中で『事後報告』を受けた。

イザークとディアッカとわかれたあと小会議室でラクスと会談を続けていた。
感も頭の回転も速いラクスとだと会議というより決定事項を決めていく「作業」と言ってもよく、いつも粘っこい首長会議をしている身としては快適だなとカガリは心底思った。
まあ、夢も思想も近いものがあって、友人として気心も知れていて、ラクスとは事細かに話し合いはコレでもしているので当然かもしれない。

小一時間したころ、部屋にアスランが通信を送ってきた。。
失礼しますと、壁を作りつつ目の前の代表達に礼を欠かないよう敬礼をして状況をたんたんと説明し始める。
「どうかなさいました?」
ラクスはいつもの様子で返す。
アスランも気にした風も無く作成した資料データをモニターに映した。
その内容に驚愕する。
「・・・、・・なん・・だ・・と・・・?・・っっ」
それはディセンベルの自爆とともに月と地球をテロ攻撃するものだった。
物理なこともだが、それをアスランたちが隠密に動いて自爆を未然に防いだという事実も含めて、政府が動かないわけにも行かない。時計を見て、カガリは立ち上がる。
13:15、悪くない。これなら遅いといわれることも無い。早すぎて裏を握っているといわれる事もない。
会見の準備を早めるよう促した。
ほぼ固まっていたのでさっきのセレモニー室に移動しながら、残りをラクスと整理しながら歩く。

そして目指すは慰霊祭への出席するために・・・。










「アスラン、寝ているところ、ごめん。」
カガリがカウンターキッチンから顔をのぞかせて、ソファーに横になっているアスランに声をかけた。
どちらも風呂に入り、着いた矢先の情事を感じさせないが、カガリはスーツからショートパンツとゆったりしたラフなニットに変っていて、見慣れぬカッコとそれにエプロンを着用している姿でいるのでどうにも違う意味でアスランをどきどきさせている。
ソファーで寝てろと言われても寝られない状況のアスランの気持ちを露も知らずにカガリはコンロの使い方を聞いてくる。
確かにカガリの家はガスコンロでしかも火の調節を自分でやるもののうえ業務用なので相当勝手が違うかもしれない。
まさか、食材にあわせて自動で設定して最後まで煮でも焼きでも火力調節をしてくれるものなんて考えもしていないだろう。
調理器具にある程度食材を入れてコンロにかけておけば自動的に出来る器具なのだ。
そう説明すると、カガリが怪訝そうにそんなことって出来るのか?という顔をする。
「お抱えのコックとかいたんだろ?そういうコックさんもこれを使っていたのか?」
キッチンの広さを見れば、いっつも誰かしらの来客をしていたアスハほどではないが家庭用というにはやはり大きなキッチンだった。
「そうだな・・どうだろ。」
見た事が無いから解らなかった。
その雇っていたコックも戦争が激化し、パトリックは家に帰ることも無くアスランも軍に入って家には使用人だけになったころやめさせられていた。
「まあお母様も働いていたんだし、自動のオーブンと同じで楽なんだろうな。それにこういうのも面白いな。」
フライパンにオリーブ油を敷いてなぜかサラダ用のレタスを一枚放り入れた。
ちりちりとフライパンについている面が薄くこげて火が止まる。
カガリがなるほどと納得しているが、それは美味しいのかどうかは別だった。
だがその様子は可愛い。
そしてなぜかチリソースをかけて食べている。
どうやらパリッとして美味しいらしい。半分寄越されるとレタスは美味しいけどチリソースがめちゃくちゃ辛い。
「あ、そうだ!」
カガリが下ごしらえをほおっておいて、ぱたぱたと二階の客間に上がっていく3分ほどして下りてくる。
部屋数は相当あるけどやはりアスハ家ほど迷路ではないのでカガリも迷わずにいけたのだろう。


もちろん忘れていた訳ではなく。
ただいつ召集されるかわからない自分達で、今日は周りが協力してくれたからカガリもここにいられるわけで。
そしてこのまま、また会えない日々が続くかもしれないから。
一応どのタイミングで渡すかカガリなりに考えていて、ホントは明日なんだけど、今なら間違いなく渡せるし、・・・おそらく一番恥ずかしくないだろうなと・・。
だけどダイニングに戻ってきてソファーにいるアスランを5メートルぐらい先で見るとやっぱり照れて足が止まる。
「・・え・と、・・あの・・・」
うわ、どうしよう、ラッピングとかカバンに入れていたけど変なしわとか曲がっていないよなへんじゃないよなとかカード入れてないとか一気に押し寄せてきて。
アスランもアスランでそ知らぬふりをしているのでなんともいたたまれない。
恥ずかしさで物凄く逃げ出したいよう気持ちにもなるがアスランを見ないようにしてアスランに近づく。


そして、ソファーにかけたままのアスランの前に立って、作ってきたチョコレートを差し出した。





「好きです」





改めて何を言おう。
カードもないし。何か言葉にしないとそのまま渡すのも変だとか・・。
バレンタインに言う言葉ってなんだったかを逡巡して出てきた言葉をチョコレートと一緒にカガリは手渡した。


・・・。
・・・・・。

言ってみて、自分が何を言ったのかに気づいて、襲ってきた動揺と共に真っ赤になった。
バッと後ろを向く。
いや、ここで逃げてはダメだとくっとカガリは奥歯を噛んでアスランを振り返ると、


・・・てっきり笑っているかと思った。

余裕見せて。


違った。




・・・その翡翠の瞳から零れるものは。
アスランにとっても不意打ちで。
チョコレートを持っていない手で口元を押さえて視線をそむけた。



「ありがとう、・・・俺も、・・好きです。」


1年前だったらありえなかった告白の言葉。
互いへの想いは同じだとしても、口にしてもらえるとやはり嬉しくて。

カガリは横にちょこんと座ってアスランの肩に寄りかかる。
するとアスランも笑ってくれて、ラッピングの紐を解く。
今回は片づけを自分でやったから大変だったんだ~と言う様は確かに今の現状もそうだけどカガリは料理をするといろいろ広げるのでさぞかし大変だったろうなとと思うとそんなカガリを知っているのも特別な感じがして良かった。

とりあえず一個ずつ食べて、調理に戻る。
横にいてはなれないアスランを今度はカガリも寝てろとは言わず、アスランも手伝ってもらいながら尽きない話をした。
あとでアルバムを見せてくれることとか一緒に寝てくれることとか・・・・。


なんでもない日常なのだけど。
自分らが目指しているのは多分こういうことななんだと思いながら。







2月14日。
ユニウスセブン崩壊の日。
初めて地球のナチュラルの代表が正式に来賓として壇上に上がった。
議長ラクス・クラインとまったく同じ喪服を身に着けてなお、見劣りをしないカガリ・ユラ・アスハの堂々たるスピーチにプラント市民は・・先日の大演説も含めて好感出来るものであった。





いろいろすっぱ切った話にコメントいただきありがとうございますm(__)m
普通だったら大事な事件が起こっているんですが書きたいのは二人のラブラブなので何が起こっているかだけ書いています。
(それさえもわからないかも)

アスランが自宅でカガリと家族の話ができてあげられたならいいなって。

というには性急なアスランがいますが、今回も相当やなこと言われているのでカガリに甘えてます。アスランの常套行動。

絵チャ会になかなかいけてないですー。
もーいきたくてしかたがないのでいったらかまってやって下さい!


【2008/04/25 19:26】 URL | 日向 #-[ 編集]
このコメントは管理者の承認待ちです
【2008/04/25 05:56】 | #[ 編集]














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