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admin
あー内容的に書きにくかった・・・(><)

白い恋愛ばっかり書くから黒い恋愛書くの難しくて・・・。



「(あれ・・・?)」
いつも乗る電車に彼が来ていない。
今日お休みだったっけ?
いやそんなはずない。あいつの休みは普通に土日だったはずだし・・。


そこまで考えて・・・電話してみる。

急に休みになったらのならそれでいいけど、風邪とかひいてしまっていたのなら一人暮しなのには辛いかもだし。
何回かのコール音で留守番電話に変わった。

本当に体調が悪いのかな・・でも体調が悪くても電話出てくれそうなんだよなということと、あと、ほんとなら遅れてくるならメールくれそうだし・・。


いろいろ積み重なってた時間。
アスランに対する信頼。




・・・少し泣きそうになる。

かけたことはほんの数回だけど
こんなのは初めてだった。


・・・必ず出てくれたから。




ぱんぱんとほっぺたを叩いて、定期を取り出し、いつも乗っている電車に背を向けた。









けだるい朝だ。

いつもの・・・カガリが乗る電車に合わせて目覚ましが鳴る。

最近は彼女に会う楽しみがあったからすっきり目覚めていたけど・・。
今日は体が重くて起きる気がしない・・。
こういうのに精神が作用するのをはじめて知った。

昨日泊まって行った女が横で身じろぐ。
それに気にも止めずにベットから下りた。
情事の余韻を消すためにシャワーを浴びに行く。


・・・どす黒い感情が自分の中に渦巻いていて。
何で、同じ歳で生まれなかったんだろうとか。
もっと早くに出会っていたかったとか。
そんなどうにもならないことや、
彼氏はいないって言っていたのにいたじゃないかと、嘘をつかれた事や、じゃあ、期待させるなと思ったり。




・・・あんな子供に恋なんかして自分が馬鹿みたいだと。
子供っぽく見える昨日抱いた女の方が今までどおりで本当は楽じゃないかと。




脱衣所から出てリビングに向かうとキッチンに人影があった。
「あ、アスランさん、おはようございます。」
いつもこの時間なんですか?とかわいらしい声で尋ねてくる。
朝からそんなにたくさん話をするタイプではないのでそのまま何も答えずに付けられていた勝手に付けられていたテレビも消した。こんなけだるい朝にうるさくてかなわない。
何か怒っているようにとらえられて、ちょっとおびえたような目をしている。そんな目をするなら最初から泊まりにくるな。

それでも、ひるまずに笑って、
「朝食、簡単ですけど作りましたから、食べてくださいね。」
と、トレイに乗ったサンドイッチとコーヒーがテーブルに置かれる。
なかなかパターンな展開だなと思いながら、出てきた朝食に手を伸ばす。
よっぽど変なブレンドをしなければサンドイッチなど誰が作っても食べれる。
美味しいですかと?聞いてくるので鬱陶しいがうまいよとだけ言っていおいた。
大抵、それで満足するから・・。


・・・ふと、カガリは辛いのが好きだって言っていたのを思い出した。
もしかしたら彼女なら激辛いのが出てくるかもしれない。

朝からそれは相当辛いけどそれはそれで楽しそうだなと妄想する。


でも、もう叶わぬ事じゃないか。






商品開発のレセプションがあった。
そのベイエリアのビル、会場の休憩室から見えた二人。


カガリと、カガリと同じ高校の男子。
ふざけながら海沿いの公園を走り抜けてく。


まだ学校の授業だって終っていない時間だったのに。
なんで、二人で。

友達?


ふつうの友達と男子と学校サボってあそぶのか?
そんな関係自分の中にない。





・・・、恋人なのか?



足元が崩れていくような錯覚を覚えた。
その日のレセプション。
ほとんど自分がすることは終っていたけど、
何をしたか、誰と会ったのか全て機械的で、何も覚えていない。


そしてそのレセプションでつかった資料の一部・・とりあえずキラと一緒に作ったはいいが先送りしようと思っていた遊びみたいなソフトを気に入った会社があって・・、その社員が昔付き合った女の妹らしく。

女には困ったことはない。
大抵期待して近づいてくる。
後腐れだけ残らなさそうな女だけ選ぶ目も付いた。

だがカガリはそうじゃない。
なにも通用する気がしない。
カガリを自分を想ってくれるようになるにはどうしたらいいかまるで浮かばなかった。
そんな気も知らないで、毎日嬉しそうに同じ電車に乗りあわせてくれたカガリに期待しないはずがなかった。

でもずっと変わりなくて。
彼女には男友達も多いしその仲の一人される可能性だってあった。

その不安が形になって・・・。



ピピッピピッ

と携帯のコール音がなる。

時計を見るといつも乗る電車の時間。
カガリだとわかった。だからでなかった。

カガリなら心配してかけてくれる。
そういう子だ。カガリは。

だけど誰でもそうなんだ。
きっと。








定時の9時に合うように身支度をした。
向こうはフレックスらしく特に時間は平気ならしい。この家から事務所は遠いはずなのに一緒に出るというので、断る理由もないので、そのまま同じ時間にでた。

いつものように何も考えずにいた。
女関係はそれでいいと。

それが災いした。


さっきカガリなら優しいから心配してくれると浮かんだのに。
もう少し考えれば・・・、気づいた。



オートロックのエントランスをぬけてまぶしい朝日を受けると、門の前に太陽よりも輝く金の髪が目に入る。






カガリの行動力ならありえたことなのに。















立派過ぎる・・・。
一人のくせになんてマンションに住んでるんだ・・・と大きなマンションのエントランスの植え込みに腰をかけてそう思う。

借りてるんだったら買えよとか突っ込みながら、アスランが出てくるのを待っていた。
メールも入れたけど返ってこない。
もしかして急に出張とかしているのかもしれないし、8時半までいて出てこなかったら学校にも行ってキラにでも聞こうと思っていた。


・・・・出来るだけ前向きに前向きに考えていたけれど、




そろそろ学校に行くと決めた時間に出てきた人影2人。



一人はアスランでもう一人は知らないツインテールの女の人。



アフメドに言われたことが現実になった。



だめだ・・った。

彼女なのかと確認したかったけど何も言わずに逃げ出した。
辛くて、辛すぎた。




好きな人が私の名前を呼んだ気がしたけど、

もう怖くて振り向けない。
























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