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・・・毎日更新になってます・・ストックがあるって楽しいww。
雑誌の方もアップしていきたい~。時間ほしー。
 







月日は5月の終わり、中間テストが近くなった。
そこでキラとキラの彼女からの提案がアスランに降りかかった。
中間テストの次の日のテスト休み・・、この日に一緒にダブルデートをしよう、という提案をもらったのだ。
この間の春に出来たばっかりのアミューズメントパーク。そこの絶叫コースターにカガリは前から乗ってみたいと言っていて、カガリとキラの父親が会社の福利厚生で割り引き券をもらってきたのだ。
アスラン誘ってみるからカガリも行こうよとキラの誘いにこっそり練習をしようと考えていた部活馬鹿のカガリも自主練を横に置いた。「あ、アスランがいくから行くんではなくてコースターに乗りたいからだからね、カガリに期待すると落ち込むよ」と僅かに湧き出た想像を弟に一刀両断される。
キラがチケットを見せてきてそれを聞いたアスランは、しばらく呆然と眺めた後、承諾をし、チケット代をキラの前に置く。
「僕とラクスはのんびり回るから、アスランはカガリの面倒をよろしくね。」
毎度毎度助かっているんだか応援してくれているのだか、苛められているのかわからないがキラからはちょっとずつカガリの情報をもらえる。
たぶん絶叫系しか乗らないよという情報と、もう一つ重要な情報をキラからもらった。



「えー嫌だ!」
思いっきり拒絶させられた。嫌といわれた一言が思ったよりもずっしりと脳髄にくる。
アスラン自身を嫌だといったわけではないけれど。
二代絶叫コースターに乗った後だった。ゴーストハウスの横を通ったときこれもたしか有名だったなと・・入ってみるかと薦めてみる。
キラからもらったもう一つの情報。いわゆるお化け屋敷がカガリは苦手らしい。
結構本気でキライみたいで怯えがが走ったのをみて、無理強いはやめようと思う。
「・・・アスランはどうしても入りたいのか・・?」
それでも気を使ってくれるのがカガリだ。上目遣いで聞いてくる。その様子が可愛すぎて白旗を揚げ、正直に話す。弱みは確かめられたんだ、だから別にいい。
「いや・・、そうでもない。」
あまり気の無い事を言うとガッカリするかもだが、カガリに嘘はつけない。見破られる。
「というかお前、一緒に来る奴がいなければどれも興味無さそうだな。」
「・・・それは間違いないかもな・・。むしろカガリと一緒で無ければさっきのも永遠に乗らなかったかもな・・。」
かなり限定的な言い方をしてみたけれど・・、思ったとおり効果は無く・・。
「どういう奴だお前・・。」
どんだけ好きなこと以外は興味がないんだ・・とカガリはげんなりする。
むしろそのどういう奴だと言うと事が今までの自分であって・・カガリといると違うので自分だって戸惑っている。
カガリは意を決してぱっと顔を上げた。
「そうか、仕方が無い。アスラン君初の遊園地をプロデュースしますか。」
別に初めてではないとかプロデュースするのは普通男ではないだろうかとか浮かぶけれども。
カガリもお化けはともかくどんな内容なのかは気になっているようだ。

「でも、正直いうと本気で苦手だから、腕、腕貸せよ!!」
強がりという名の威勢だけはいい。


・・・そんなこと、・・・カガリにならいくらでも貸す。




*****
先ほどから、あの手この手の映像技術で人を脅かしにくるお化けたちが、らしい音楽とともにアトラクション内を飛び回る。中々に面白い技術で興味深い。
と言うのがアスランの感想だが、ぴったりとくっついて離れないカガリには相当怖いものらしい。
左腕丸ごと抱きつかれて、涙目になっている。
激しい効果音とモンスターの登場映像に目をつむった。
少し心配になって、非常口に行くかと聞いてみるが、首を横に振りつつ、前進する。


アスラン自身も色々別の意味で汗を書いていた。
断じて怖いからではない。
・・カガリが目をつむった瞬間など、・・・衝動で抱きしめてしまいそうで感情を押さえ込んでいた。
・・こんなに女の子に密着されたのは初めてで・・今まではわざとらしく抱き疲れる事もあって、そういうのは苦手なのでかわそうとしてきた事なのだけれど、・・・こんなに長い時間縋られているのは過去に無い。カガリには、他意がないから許せるけれど。

他意がないのはありがたいのだが・・・それはとても無防備すぎて・・・。
「(これ俺が・・もつ・・かな・・)」
夏に向かった季節でカガリもアスランも生地の薄い服を着ている。カガリは結構胸があるみたいで・・弾力やら下着の感触やら柔らかさやらがダイレクトに伝わる。
だから・・下半身がまずい事になっていた。耐えようとして油汗が出てくる。
カガリは怖がっているのに・・最低すぎる・・こんなのは初めてだった。
どれもこれも冷静なはずだった自分らしくない




無事アトラクションを抜け出して、カガリが明るいところでへたり込んだ。
「・・大丈夫か?」
「大丈夫じゃない・・。」
見た状態そのままがそうなので、そうだなと、返す。
「なにか飲み物欲しいか?、買ってくるけど。」
飲み物もだが、ドーナツでも買ってくれば喜ぶかな?いつもは回らない気が回る。
「あ、・・・じゃあ一緒に行く。」
カガリはアスランの腕を支えに立ち上がろうとする。
どういうことなのだろうか?、やっぱり怖いのか?
「・・・一人になりたくない?」
そのまま聞いてみた。カガリなら人の機微に疎い自分でもそんなにずれる事はない。
「う・・っ」
 顔に赤みが増し、ぷいっと横を向いてしまう。




・・・・・・だめだ堪えられるのか?俺。




「・・・委員長の弱みってお化け屋敷なんだな。」
できえる範囲で茶化す。あまり得意ではないがおさまるまでの時間稼ぎが出来るなら。。
「ば・・馬鹿!誰にも言うなよ!」
 みんなして引きずりこんで面白がるに決まってる!っとじたばたする。必死になって食い止めようとした。
「言わないよ。」 
そんなの絶対にしない。
 

こんなに可愛い表情を、誰にも見せたくないから。
 



















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