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許すこと許さないこと。
もう、謝るべきなのはアスランの方にかわっていた。

あの後周りからも、そう言われた。
嫌っているなら行く必要もないし謝る必要も無いだろうけど、そうじゃないだろと。
とにかく姫さんの方はちゃんと友達でいたいと思っているからあんなに必死に謝りに着たんだろうから、そこは受け止めろと。
別に付き合ってるわけじゃないんだから?気にしなくてもいいんじゃないか?なにそんなにむきになって怒ってんだよといってくる奴もいる。

ただそんな風にいってくること言葉より、バルトフェルトの言っていた言葉の方が気になった。

自分が教えると言っていたことを別の男に取られるのが。

「くそっ・・」

心を占めるのは悪態ばかりだ。

どうしたらいいのかほんとうにわからない。
昔からわがままは言ったことはほとんど無かった。甘えることも拗ねる事もしてきていない。
誠意を込めて謝ることの難しさをしる。
いままでは謝るような状況を出来るだけ自身で最小限にしてきていた。
こんな風に許し許される為の言葉が出てこない、なんて。

ヘタに温度なく言えば誠意が無いだろうし、軽く言われても聞いているほうは嫌悪を示すだろう。とりあえずあやまっとけ、は相手に無礼すぎる。

相手に対し、丁度いい温度の謝罪がわからない。



「これが、難しいから、戦争が起こるんだろうか・・」
とグローバルな思考まで出てきて、いよいよおかしい。

・・・どういう反応されるかかわからないのに、カガリはちゃんと自分に謝ってきた。
同じことが自分にできるか、というとまったく出来るきがしない。


何のために反省の言葉があるのか。
あれほど真摯に謝ってきているのに、仲直りしようとしなかった。
それどころかひどい言葉をつぶやいた。あんなの・・カガリだから許してくれるけれど・・人によってはそれもナチュラルなら侮られたと怒るかも知れない。
だがそれでも許したくなくて、傷つけてあんな顔させて自分は反省以上の何を求めているのか。

プラントの人間はその個々の能力も差があって当然であり、それを踏み込ませない為に個人主義だ。
他人がどうしてようと干渉してしてこない。というより他人に対して思いやりを表すことはしない。
ただ、カガリやクサナギやオーブ出身の者たちは、一つ先を読んで他人の得になるように行動するたちが多い。
それがザフトの同胞たちは少なからず自分と同じように戸惑い、あまりにも他意のない好意や親切をないがしろには出来ずにいた。
オーブでいう「情けは人の為ならず」というものだろうか。
オーブの住人すべてがそうであるとは言わないけれど、宇宙に上がってきている人間は他人のためにも動くことが出来るものが戦いに臨んできているのだ。

だからこその罪悪感がこの心にあるのだけれど、

そこまで解ってはいたのに。
行動に移せなかった。


自分の中に誠意が無いうちは気づかれる。
納得していない自分がいる。



「ジャスティスの両足調整の確認は済んでいますか?」

急に声をかけられて、はっっと見上げた。
自分より一つ年下だがMS整備を主に任されている。
手元の機械を弄りながらも、進んではいるが、予定の今この時間までに完了していない。
おそらく彼の休憩時間まで延びてしまう。

「それではアスランさんとのお約束を破ったオーブのお姫さんとかわらないじゃないですか?。」
「・・・・・すまない。」
ここでは謝るしかできない。確かに。
挽回のチャンスをもらえなければ何も解決にならない。
何も為せず、また他人との距離は開くばかりのもの。
「とりあえず、作業を進めてください。」
そこで会話を区切るのも彼は生粋のプラントの人間なんだろう。


カガリだからあそこで駄々をこねたのだ。
それはもう、子供じみていたけれど、それは自分だって同じだ。

・・・、そういえば、カガリは仕事の合間にきたのではないか?
だったらそんなに長い出来ないはず、

「・・・すまないが、先に休憩に行ってもらえないだろうか、その間自分もはずします。」
「・・・戦闘配備がかかっても、しりませんよ。」
「動かせれば、戦いながら調整するさ。」
この心理状態のほうが戦闘に影響しそうだ。
「わかりました。1時間後に私も戻ります。」
予想通り、あっさりと引き下がってくれた。
アスランにとってこれが普通だったのだ。




*****************


「え・・?」

そこには参考書を開きつつも、長めのソファーに金色の髪を散らして横になっているカガリを見つけた。
寝ているのか・・?じゃあ、まとまった一定時間休暇になっているのか・・?。しばらくはクサナギに戻らない・・?とゆっくり近づいた。
狭いミーティングルームでバルトフェルト隊長もいない。

覗き込むと顔が赤く呼吸も荒い。
アスランはいつにないカガリの様子に動揺した。
少し寒そうに身を縮めたので、急いで自分の上着を脱いでかける。
その重みでカガリが目を開けた。
「・・あ・・アスラン・・・?」
「おい、お前・・。・・・病気なのか・・?」
「え・・?あ、いや、情けないけど風邪もらったみたいで・・。大丈夫、休暇一日もらったし平熱はわりと高めだし、このくらいなら動けるんだよ。あとこれ、コーディネーターならうつらないって話だから。」
「そういうことじゃないだろう・・。動けるからって仕事するのかよ・・、お前は・・・。」
その言葉にアスランのザフトの軍服をかけたままゆっくり起き上がって、むっつりとカガリに睨み付けられる。
「そんなのお前にも言われたくないな。怪我してたってそれで熱だって出たのに作業していたじゃないか。」
「俺はコーディネーターでお前はナチュラルだ。」
「コーディネーターだからナチュラルの限界を知らないだけだろ。ナチュラルがコーディネーターの体の仕組みをいまいち解っていないのと同じで。」
限界がくればコーディネーターだって倒れる。
限界の位置さえ知っていれば動きたいときに動くのはコーディネーターもナチュラルも同じだ。
「・・・っ。」
「・・えっちょ、、アスランっっ。」
さっきバルトフェルト隊長のように抱えあげられるのではなく、膝裏に腕を通して、背中を支える。
「・・暴れるなよ。とりあえずベッドで寝た方がいい。」
「自分で歩ける・・っっ」
無重力だしと、カガリはこんな体調でも突っぱねようとする。
「いいから、・・さっき何でもするって言ったんじゃなかったか?だったら大人しくしていろ。」
「・・・な・・なんか違うぞ・・。」
それでも縮こまって大人しくなる。確かに大きなくくりにしてしまったけれど。
「・・・バルトフェルト隊長の申し出は断ったんだ・・、あのさ・・また、・・教えてくれるか・・?」
自力で読んでいたけど体調が悪くなってきて・・、寝てたんだけど。
「・・風邪が治ったらな。こっちのシフト後で送るから。」
「・・・ありがとう。」
体調のせいで白いけれど・・、それでもとても嬉しそうな力強い笑顔。
カガリがすっと頭を自分の胸に預けてくれる。

暖かい・・。

赦したことで、・・・相手の気持ちを受け入れたことで、
バルトフェルト隊長からの指南も受けずにいたことも、こうやって触れていられることも、
自分の望みに叶うままだ。


カガリの熱の熱さではなく心から温まる。


自室に連れて行ってベットに寝かした。
起きたときに水分を取れるように水のボトルを置いておく。

寝てしまったカガリに額に口付けた。

「・・・ごめん、な。ありがとう。」


待っていてくれて。


















> きゃーvこういうお話はキュンキュンします♪
>
> やっぱり私は無印のこの辺りの甘酸っぱい関係が好きです^^
>
>
> アスランったらー最後額に口付けちゃってーw
> もう~二人とも大好きだーーーー!



ありがとうございます!
なんていうか、種運命が甘さと切なさ萌えですが、無印の二人は甘酸っぱい萌えなんですよね。
わーわーーと見ているとこっちが照れて逃げたくなるというか、100メートルくらい離れてみていたいというかwww。

額とかほっぺちゅうとかはこっそり繰り返してそうです。アスラン。
そしてカガリは慣れずにもジタバタしつつも受け入れているというか、単に[紊�—]『・・照れるけどこれはプラントの挨拶だから仕方が無い』[/紊�—]と思い込んでいるという微妙な差が・・・www。
でも本編でちょっとずつ好き合ってくる無印は本当にたまらんですわ~~~

一つのカップリングでなんつぶもおいしいのがアスカガですv。

どんなアスカガも大好きですけど!


【2012/08/15 09:47】 URL | COMBINATION-G #-[ 編集]
このコメントは管理者の承認待ちです
【2012/08/15 01:39】 | #[ 編集]














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