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こんな日は音楽聴きながらおとなしく妄想するにかぎります。
アスカガSSパロです。


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「あ、アスラン!」

駅での待ち合わせだったが、大雨の日にあった文房具屋さんのあたりでカガリとアスランは出会った。
アスランは動きやすそうなジーンズに長袖Tシャツと半袖シャツを重ね着していた。カガリもそれなりにめかし込んだ。よく考えればアスランと出かけるのだ、あの容姿に合わせてそれなりにしていかないとまずいと思ったからだ。
それにアスランはきちんとしてくるだろうし。
だからこの間アウトレットにフレイとミリィで行った時に猛烈に二人に奨められたワンピースを着ていくことにした。
アスランも流石に驚いた表情をした。そりゃそうだろう。昔はズボンばかりで、唯一のスカートの制服姿でさえ中学のときあったことがない。
これだって、買わされた感が強いのであまり着れなかったし、そもそも自分が一人出かける際には可愛すぎてちょっと抵抗があった。
とりあえずスカート持ってるんだとか茶化される前に、とっとと話題を変えようと口を開く。
「案の定、だな。ちょっとくらい遅刻してもいいのに。私の友達なんで前後30分は許されるぞ。」
待ち合わせた時間に駅に行くとしたら距離的にはあまり変わらないので会うのはありえることだ。
アスランが余裕を持って行きそうだなあと思って10分だけ早くでた。仮を返すのはカガリの方なので待たすわけには行かない。
「・・・・それは、なにして待っているんだ・・・?」
「え?まずケータイで文句のメール送って、そうこうしているうちに誰か来るからしゃべっているうちに。」
「女は凄いな・・。」
「男はそういうのないのかよ」
「とっとと行くよ。」
「うわあ、よくキラと続いているな。」
「・・・その前に俺が電話で起こすからな。ほら、電車行くから行くぞ。どこに靴を見に行くんだ?」
「うーんとりあえずオロファトに出ちゃおうかなあと。で、足に合うものがなければ、ディセンベルまで・・って考えているけど。」
「ああ、ディセンベルだと、専門店多いな。」
「ただディセンベルだと数が多くて逆に迷いそう。出来るだけオロファトでみたいけど、色とか・・・欲しい色とかあったらそっち行くってかんじで、結構歩くことになるかもしれないけど、時間大丈夫か?途中用事があったら帰っていいからな。」
「時間は大丈夫だし、体力も問題ないよ、色は何にするつもりなんだ。」
「赤!」
ぶっっとアスランが噴出した。なんで笑うんだよとカガリがむくれる。
「いや・・だって、昔から変わらないから。」
小学一年生のとき運動会で白組になって、それだけでなんか怒ってたよな・・というと思い出したのかカガリの顔が耳まで赤くなる。
軽い気持ちで言ったつもりだったのに、そんな可愛い反応されて、アスランは目を視線を外に向けた。うつむき加減になったのでカガリにその表情を見られるずには済んだ。
「おま・・え・・よくそんなこと、覚えてて・・・。」
・・肩も震わせて・・可愛いけれどこれ以上苛めてもと思い話をもどそうとする。
「・・・いや、・・色の話だろ。・・・これも。」
アスランは自分の襟に手を差し入れ、シャツから現したペンダント。
光を受けてすこし光る紅い石。
「え、・・・、えええええええっっっっ?」
それはカガリに覚えがあるもの。
ほんとうにその石と同じくらいさらに赤くなった。
「中学受験のみならず高校受験でも使わさせてもらったよ。」
ぱくぱくともはや言葉がカガリは出てこない。
アスランが中学受験する際、応援するためにお守りを手作りしたのだ。
アスランだって結構赤が好きだから、赤にしたんだけど、赤って強そうだからとか勝つ色だからとかそんなことを言って紅い石を白い紐に付けてアスランに贈った。

「もーーー、お前はずかしいっ。もーいくぞいくぞっ定期はあるよなっ」

いろいろ思い出してきて恥ずかしすぎて
どんどんとアスランの背中を押して改札をくぐった。

























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